■おかめ・ひょとこ なぶり鉢 口径20.2×高さ4.6cm
おかめのやさしげな表情と上品なおちょぼ口に心が和み、ひょっとこの間の抜けたひょうきんな風貌に思わず笑みがこぼれるなぶり鉢です。
土もので、粉引きをかけた後、赤絵で豆絞り、黒呉須で顔を手描きしてあり、一部地肌を残してアクセントとしています。
縁起物ということもあり、当店の人気商品の一つです。
地肌にひびが入っていますが、これは貫入(かんにゅう)と言って、素地(きじ)と釉薬の収縮率の違いから生じる文様のようなものですから、これによって漏れたり、割れたりすることはありません。 土物の味わい深い貫入がおかめとひょっとこの表情をより温かいものにしてくれています。
側面の写真でお分かりのように、鉢の縁が 大きくなめらかに波打っています。このような形状のものを“なぶり”と言います。 なぶり鉢といっても、鉢としては浅めな方で皿としては深い微妙な感じですので、どちらにもお使いいただけますし、絵皿としてお求めになられる方も多いようです。 おかめは福の神を呼ぶと言われ、ひょっとこは、火男→火消し男→(寺・家の)守り神と言われ縁起物とされる所以でしょう。 |